不規則動詞の現在形と母音変化
要点
ドイツ語の不規則動詞には、現在形で語幹の母音が変わるものがあります。この変化が起こるのは、主語が du または er・sie・es のときです。例えば essen は du isst、er isst になります。ich・wir・ihr・sie(複数)・Sie(敬称)では、この母音変化は起こりません。日本語の動詞は主語の人称によって形が変わらないので、ドイツ語では主語と動詞の形を組み合わせて覚えることが大切です。
形
主な変化は e → i(essen → du isst / er isst)、e → ie(lesen → du liest / er liest)、a → ä(fahren → du fährst / er fährt)、au → äu(laufen → du läufst / er läuft)です。基本は変化した語幹に du では -st、er・sie・es では -t を付けます。ただし essen の du 形は isst で、isstst にはなりません。
使い方
- 食事、読書、移動など、日常の行動を現在形で話すときに使います。
- 母音変化がある動詞は、不定詞と du・er の形をセットで覚えます。すべての不規則動詞にこの変化があるわけではありません。
- 同じ動詞でも主語を変えると母音が元に戻ることがあります。例えば du fährst に対して wir fahren です。
例文
- Du isst gern Reis. — ご飯を食べるのが好きなんですね。
- Er liest ein Buch. — 彼は本を読んでいます。
- Du fährst mit dem Bus zur Arbeit. — バスで通勤しているんですね。
- Wir fahren mit dem Bus zur Arbeit. — 私たちはバスで通勤しています。
よくある間違い
❌ Er lest ein Buch.
✅ Er liest ein Buch.
lesen は主語が er のとき、語幹の e が ie に変わります。語尾の -t を付けるだけではなく、母音も変えて liest にします。
覚えておこう
現在形の語幹の母音変化は du と er・sie・es で確認します。不定詞だけでなく、essen — du isst — er isst のように覚えましょう。