一般動詞の過去形と物語の表現
要点
過去形(Präteritum)は、過去の出来事を物語や文章で順に述べるときによく使います。一般動詞には、規則的に変化する弱変化動詞と、語幹の母音などが変わる強変化動詞があります。日本語では主語が変わっても「行った」の形は同じですが、ドイツ語では過去形も主語に合わせて変化します。
形
弱変化:語幹+-te/-test/-te/-ten/-tet/-ten(ich/du/er・sie・es/wir/ihr/sie・Sie)。例:machen → ich machte。語幹末が -d・-t の場合は -ete などを使います:warten → ich wartete。強変化:gehen → ging、finden → fand のように過去形の語幹を覚えます。語尾は同じ人称順で、なし/-st/なし/-en/-t/-en です。分離動詞の前つづりは平叙文の主節では文末に置きます:aufmachen → ich machte … auf。
使い方
- 物語、日記、出来事の報告などで、過去の行動を述べます。
- dann(それから)や plötzlich(突然)を使うと、出来事の流れを示せます。
- 平叙文の主節では、過去形の動詞も2番目の位置に置きます。文頭が Dann なら、その後に動詞、主語が続きます。
例文
- Am Samstag kochte ich für meine Freunde. — 土曜日に友達のために料理を作りました。
- Wir warteten vor dem Kino. — 私たちは映画館の前で待っていました。
- Plötzlich fand sie ihren Schlüssel in der Jackentasche. — 突然、彼女は上着のポケットに自分の鍵を見つけました。
- Dann machte er die Tür auf und ging nach draußen. — それから彼はドアを開けて、外に出ました。
よくある間違い
❌ Dann gehte ich nach Hause.
✅ Dann ging ich nach Hause.
gehen は強変化動詞なので、語幹に -te を付ける形にはなりません。過去形の語幹は ging で、ich では語尾を付けずに使います。
覚えておこう
強変化動詞は、gehen → ging のように不定詞と過去形を組にして覚えましょう。過去形でも主語に合う語尾を選びます。