過去完了形:過去の時点より前の出来事
要点
過去完了形は、過去のある時点を基準に、それより前に起きたことを表します。たとえば「駅に着いたとき、電車はもう出ていた」では、到着より前に起きた出発を過去完了形にします。現在までのことを表す現在完了形と違い、基準は過去にあります。日本語では「もう〜していた」などと訳せますが、文脈に合う自然な表現を選びます。
形
肯定文:主語 + had + 過去分詞。否定文:主語 + had not(hadn’t)+ 過去分詞。疑問文:Had + 主語 + 過去分詞 …? 主語が何でも had を使います。go → gone、eat → eaten など、不規則な過去分詞に注意します。
使い方
- 過去の場面で、その時点までに済んでいたことを伝えます。基準となる過去の時点は、同じ文や前後の文で示します。
- 過去の出来事の理由や背景として、それ以前に起きたことを説明します。基準となる出来事には通常、過去形を使います。
- already(すでに)や、否定文・疑問文の yet(まだ・もう)を添えると、基準の時点までに済んでいたかどうかを伝えやすくなります。
- 過去の出来事を順番に述べるだけなら、通常は過去形で十分です。before や after で順序が明らかな場合も、過去完了形が必須とは限りません。
例文
- When I got to the station, the train had already left. — 駅に着いたとき、電車はもう出発していました。
- I was hungry because I hadn’t eaten breakfast. — 朝ご飯を食べていなかったので、お腹がすいていました。
- Had you finished your homework when your friend called? — 友達から電話がかかってきたとき、宿題はもう終わっていましたか。
よくある間違い
❌ When I got to the station, the train had already went.
✅ When I got to the station, the train had already gone.
had の後には過去形ではなく過去分詞を置きます。go の過去形は went、過去分詞は gone です。
覚えておこう
「過去の基準時点より前」が過去完了形のポイントです。古い出来事だからという理由だけで使うわけではありません。