目的語が二つある文と目的語を説明する文
要点
動詞の後ろに語句が二つ続く文には、二つの型があります。give someone something は「誰に、何を」を表し、目的語が二つあります。一方、find something useful は「何を、どんな状態だと」を表します。この useful は二つ目の目的語ではなく、目的語を説明する補語です。日本語の助詞だけを手がかりにせず、二つの語句の関係を確認します。
形
目的語が二つ:主語 + 動詞 + 人を表す目的語 + 物・内容を表す目的語。目的語と補語:主語 + 動詞 + 目的語 + 補語(形容詞・名詞など)。
使い方
- give、send、show などでは、「人 → 物」の順で渡す相手と内容を示します。give her a book は give a book to her とも言えます。
- buy、cook などでは、誰かのために用意することを表せます。buy him a gift は buy a gift for him と言い換えられます。to と for の選択は動詞と意味によります。
- どの動詞でも目的語を二つ並べられるわけではありません。explain は explain something to someone の形で使います。
- 補語は目的語の状態や呼び名を説明します。find the room empty では「部屋が空だとわかる」、call the cat Luna では「その猫を Luna と呼ぶ」という関係です。
例文
- I gave my sister a book. — 姉に本をあげました。
- I bought my son a new jacket. — 息子に新しいジャケットを買ってあげました。
- We found the room empty. — 部屋には誰もいないことがわかりました。
- We call our cat Luna. — うちの猫をルナと呼んでいます。
よくある間違い
❌ She explained me the problem.
✅ She explained the problem to me.
日本語では「私に問題を説明した」と言いますが、explain は give と同じように「人 → 内容」を直接並べることはできません。説明する内容を先に置き、相手は to で示します。
覚えておこう
目的語が二つなら「誰に、何を」、目的語と補語なら「何が、どんな状態・呼び名か」を確認します。使える型は動詞ごとに覚えます。