複数の主語・数量表現と動詞の一致
要点
スペイン語では、主語の数と人称に合わせて動詞を活用します。別々の人や物を y で結んだ主語は、通常、複数として扱います。数量表現では、近くの名詞が複数でも、動詞が必ず複数になるとは限りません。日本語の動詞は主語の数や人称で形が変わらないので、スペイン語では主語全体を確認することが大切です。
形
別々の主語 A y B → 複数形。yo を含む → nosotros の形。yo を含まず tú/vosotros を含む → vosotros の形。第三人称だけ → ellos/ellas の形。cada uno de + 複数名詞 → 単数形。la mayoría de + 複数名詞 → 単数形または複数形。
使い方
- Ana y Luis trabajan のように、別々の人を y で結ぶと動詞は複数形になります。直前の名前だけに合わせないようにします。
- 話し手を含む主語では一人称複数を使います。スペインの標準的な親しい呼びかけでは、話し手を含まず聞き手を含む主語に二人称複数を使います。
- cada uno de los alumnos は「生徒一人一人」です。主語の中心が単数の uno なので、動詞も単数形にします。
- la mayoría de los alumnos では、まとまりを表す mayoría に合わせた単数形も、人々に合わせた複数形も使えます。どちらも正しい形です。
- un grupo de amigos のような集合表現でも、中心の名詞に合わせる単数形が使えます。人々を意識した複数形も使われるため、単数形だけが正しいとは限りません。
例文
- Ana y yo vamos al supermercado. — アナと私はスーパーに行きます。
- Tú y Marta podéis venir mañana. — あなたとマルタは明日来られます。
- Cada uno de los alumnos tiene un libro. — 生徒は一人一人、本を持っています。
- La mayoría de los vecinos usan el ascensor. — 近所の住民の大半はエレベーターを使っています。
よくある間違い
❌ Cada uno de los alumnos tienen un libro.
✅ Cada uno de los alumnos tiene un libro.
複数の alumnos に引かれて tienen にしがちですが、主語の中心は単数の cada uno です。この表現では三人称単数の tiene を使います。
覚えておこう
動詞は主語全体の数と人称に合わせます。la mayoría de + 複数名詞では、単数形も複数形も使えます。