天候と非人称表現:hace・llueve など
要点
天候を表す非人称表現には、動作をする人や物を表す主語がありません。現在形では動詞を三人称単数形にします。日本語では「雨が降る」と言いますが、スペイン語の llueve はそれだけで「雨が降る」を表します。雨に当たる主語や、人称代名詞を付ける必要はありません。天候に応じて、hace、llueve、nieva などを使い分けます。
形
主語なし+三人称単数形:hace frío/calor/buen tiempo/mal tiempo、llueve(雨が降る)、nieva(雪が降る)。霧には hay niebla、曇りには está nublado を使います。
使い方
- 寒さや暑さには hace frío(寒い)、hace calor(暑い)を使います。自分が寒い・暑いと感じる場合は tengo frío/calor と言います。
- 天気がよい・悪いことは hace buen tiempo/hace mal tiempo で表します。
- 雨や雪が降ることは llueve/nieva で表します。hace に雨や雪の名詞を続ける形にはしません。
- hay niebla は「霧が出ている」、está nublado は「曇っている」という意味です。
- 今日の天気にも普段の天候にも使えます。否定するときは動詞の前に no を置き、no llueve(雨は降っていない)のように言います。
例文
- Hoy hace frío. — 今日は寒いです。
- Ahora llueve. — 今、雨が降っています。
- En invierno nieva mucho aquí. — ここでは冬に雪がよく降ります。
- Esta mañana hay niebla. — 今朝は霧が出ています。
よくある間違い
❌ Hoy hace lluvia.
✅ Hoy llueve.
hace frío の形をすべての天候に使うことはできません。「雨が降る」には、名詞 lluvia ではなく動詞の形 llueve を使います。
覚えておこう
寒さ・暑さは hace、雨は llueve、雪は nieva と覚えます。これらの天候表現には主語を付けません。