動詞の構文と態

現在分詞・過去分詞を使う短い付加表現

B2発展スペイン語(スペイン)

要点

現在分詞(gerundio)や過去分詞(participio)を使うと、動作の方法や時間的な関係を短く付け加えられます。現在分詞は主な動作と同時に行うことや、その方法を表します。過去分詞は、すでに終わったことや、その結果の状態を示します。日本語の「〜して」「〜したら」だけで形を決めず、二つの動作の時間関係と、それぞれの主語を確認します。

形

現在分詞:-ar → -ando、-er・-ir → -iendo(不規則形もあります)。性・数で変化しません。過去分詞:-ar → -ado、-er・-ir → -ido(不規則形もあります)。この付加表現では、対応する名詞の性・数に一致させます。例:terminada la reunión、guardados los documentos。

使い方

  • 現在分詞で方法や同時の動作を添えます。主語を省く場合は、通常、主節の主語と同じです。
  • 主節の後に起きる独立した出来事には、現在分詞ではなく、y と活用した動詞などを使います。
  • 過去分詞+名詞を文頭などに置くと、「〜が終わったら」「〜を済ませた後で」という意味になります。この名詞は主節の主語と異なっていても構いません。
  • 文頭の付加表現は、通常コンマで主節と区切ります。方法を表す現在分詞が動詞に密接につながる場合は、コンマは不要です。

例文

  • Entrando en el portal, me encontré con una vecina. — 建物の入口に入るところで、近所の女性にばったり会いました。
  • Encontré el error revisando las facturas. — 請求書を確認して、間違いを見つけました。
  • Terminada la reunión, nos fuimos a tomar un café. — 会議が終わってから、私たちはコーヒーを飲みに行きました。
  • Guardados los documentos, apagué el ordenador. — 文書を保存してから、パソコンの電源を切りました。

よくある間違い

❌ Salió de casa, llegando a la oficina dos horas después.

✅ Salió de casa y llegó a la oficina dos horas después.

日本語では「家を出て、2時間後に会社に着いた」と「て」で順に結べますが、ここでは到着が出発より後の独立した出来事なので、現在分詞でつなぎません。y と活用した動詞を使います。

覚えておこう

現在分詞は方法や同時の動作、過去分詞は完了や結果を示します。この用法の過去分詞は、対応する名詞に性・数を合わせます。