過去の反実仮想と現在につながる結果
要点
過去に実際には起こらなかったことを「もし〜していたら」と想像するとき、si 節に接続法過去完了を使います。結果も過去のことなら条件法過去、結果が今の状態なら条件法現在にします。日本語の「〜していたら、〜だったのに」だけでは結果の時点が明確でないこともありますが、スペイン語では結果の時制を選び分けます。
形
条件:si + hubiera / hubieras / hubiera / hubiéramos / hubierais / hubieran + 過去分詞(hubiese 系も使えます)。過去の結果:habría / habrías / habría / habríamos / habríais / habrían + 過去分詞。現在の結果:条件法現在(例:tendría、estaría)。
使い方
- 過去の行動への後悔や、実現しなかった別の結果を述べます。過去の結果には条件法過去を使います。
- 過去の選択が現在に及ぼす仮想の結果には条件法現在を使い、ahora などで時点を示すと分かりやすくなります。
- si 節を先に置くときは、その後にコンマを入れます。結果を先に置くこともできます。
例文
- Si hubiera salido antes de casa, habría llegado a tiempo. — もっと早く家を出ていたら、時間に間に合っていたのに。
- Si me lo hubierais dicho, os habría ayudado. — 言ってくれていたら、手伝ってあげたのに。
- Si hubiera aceptado aquel trabajo, ahora viviría en Madrid. — あの仕事を引き受けていたら、今はマドリードに住んでいるでしょう。
- Ahora no estaríamos tan cansados si hubiéramos hecho una pausa. — 休憩を取っていたら、今こんなに疲れてはいないでしょう。
よくある間違い
❌ Si habría estudiado más, habría aprobado el examen.
✅ Si hubiera estudiado más, habría aprobado el examen.
結果の形につられて si 節にも条件法過去を使うのは誤りです。過去の反実仮想の条件には、接続法過去完了の hubiera estudiado を使います。
覚えておこう
過去の反実仮想の条件は si + 接続法過去完了です。結果が過去なら条件法過去、今なら条件法現在を選びます。