形容詞と副詞

形容詞と副詞の使い分け:bon・bien、mauvais・mal

B1重要フランス語

要点

bon・mauvais は主に形容詞で、人や物の質を「よい・悪い」と評価します。bien・mal は主に副詞で、動作の仕方や出来を「うまく・うまくなく」と表します。日本語の「よい・悪い」だけでは選べないので、何を評価しているかを確認します。

形

名詞の質:bon / mauvais + 名詞、または主語 + être + bon / mauvais。動作の仕方・出来:動詞 + bien / mal。形容詞は名詞に応じて形が変わりますが、副詞の bien・mal は変わりません。

使い方

  • 料理の味や案の質などを評価するときは bon・mauvais を使います。Ce plat est bon. は「この料理はおいしい」という意味です。
  • 話す、働く、眠るなどの動作がうまくできるか、どのように行われるかには bien・mal を使います。parler bien は「上手に話す」、dormir mal は「よく眠れない」という意味です。
  • 日本語で「フランス語が上手です」と言う場合も、フランス語で「話す」という動作を評価するなら bien を選びます。bon をそのまま動詞の後に置くことはできません。
  • être の後が必ず bon・mauvais になるわけではありません。Je suis bien ici. は「ここは居心地がいいです」です。また、体調は aller bien / mal、気分のよしあしは se sentir bien / mal などで表します。

例文

  • Cette soupe est bonne. — このスープはおいしいです。
  • Tu parles bien français. — フランス語を上手に話しますね。
  • Partir sans prévenir est une mauvaise idée. — 何も知らせずに出発するのはよくない考えです。
  • J’ai mal dormi cette nuit. — 昨夜はよく眠れませんでした。

よくある間違い

❌ Elle parle bon français.

✅ Elle parle bien français.

「上手に話す」という動作の評価には副詞 bien を使います。形容詞 bon でフランス語そのものの質を表すなら、Elle parle un bon français. のように冠詞を含む名詞句にする必要があります。

覚えておこう

人や物の質は bon・mauvais、動作の仕方や出来は bien・mal が基本です。日本語訳だけでなく、何を評価するかで選びます。