平叙文の語順と省略できない主語
要点
フランス語で普通に事実を述べる平叙文は、主語を動詞の前に置きます。目的語が名詞の場合、基本の語順は「主語+動詞+目的語」です。日本語の「コーヒーを飲みます」のように、誰のことか分かっていても主語を省くことはできません。自分のことなら je、相手のことなら tu や vous などを使います。日本語の助詞「は」「を」に頼らず、語順で誰が何をするかを示すのがポイントです。
形
主語+動詞(+名詞の目的語/場所などの補足)。例:Je bois du café.(コーヒーを飲みます。)
使い方
- 主語には人名や名詞、je・tu・il・elle・nous・vous・ils・elles などの主語代名詞を使います。主語に合わせて動詞の形も変えます。
- 名詞の目的語は通常、動詞の後ろに置きます。日本語の「映画を見ます」と違い、regarde un film の順になります。
- 目的語のない文でも主語は必要です。Nous habitons à Lyon. のように、動詞の後ろに場所を表す語句が続くこともあります。
- 天気を述べる Il pleut. にも主語 il が必要です。この il は特定の人や物を指さず、日本語では訳しません。
例文
- Je bois du café. — コーヒーを飲みます。
- Marie regarde un film. — マリーは映画を見ています。
- Nous habitons à Lyon. — 私たちはリヨンに住んでいます。
- Il pleut. — 雨が降っています。
よくある間違い
❌ Aujourd’hui, vais au bureau.
✅ Aujourd’hui, je vais au bureau.
日本語では「今日は会社に行きます」のように主語を省けますが、フランス語の平叙文では、自分のことだと分かっていても je が必要です。動詞 vais の前に置きます。
覚えておこう
まず「誰が+どうする」の順に組み立てます。日本語で主語を言わない文でも、フランス語では主語を忘れないようにしましょう。