名詞と冠詞

冠詞を付けない場合:職業・言語・定型表現

A2重要フランス語

要点

フランス語では、職業を述べるときや、一部の言語名・定型表現で冠詞を付けません。ただし、日本語のように名詞をいつでもそのまま使えるわけではありません。名詞だけで判断せず、動詞や表現との組み合わせで覚えます。

形

être + 職業名(冠詞なし)/ parler + 言語名(冠詞なしで使えます)/ en + 言語名(冠詞なし)/ avoir faim・avoir peur(定型表現)

使い方

  • être の後で職業を単に述べる場合は、Je suis médecin. のように冠詞を付けません。ただし、職業名に説明を加えると、C’est un excellent médecin. のように冠詞を使う形もあります。
  • 「ある言語を話す」は parler français のように言えます。「ある言語で」は en français のように、en の後に冠詞を付けません。
  • 言語名なら常に冠詞を省けるわけではありません。「フランス語を学ぶ」は apprendre le français です。動詞との組み合わせに注意します。
  • avoir faim(おなかがすいている)や avoir peur(怖がっている)は、冠詞なしの形で覚えます。日本語では状態を表しますが、フランス語では avoir を使います。

例文

  • Ma sœur est médecin. — 姉は医師です。
  • Je parle français. — フランス語を話せます。
  • Vous pouvez répondre en français. — フランス語で答えていただいて構いません。
  • J’ai faim. On mange ? — おなかがすきました。何か食べませんか。

よくある間違い

❌ J’apprends français.

✅ J’apprends le français.

日本語の「フランス語を学ぶ」には冠詞がありませんが、apprendre の目的語として言語名を使う場合は定冠詞が必要です。parler français や en français の形を、すべての言語名の使い方に当てはめないようにします。

覚えておこう

冠詞を省く形は、名詞だけでなく動詞や前置詞との組み合わせで覚えます。