代名詞

主語人称代名詞と tu・vous・on

A1必須フランス語

要点

主語人称代名詞は、誰が動作をするかを示します。日本語では文脈から分かる主語をよく省きますが、フランス語の普通の文では、主語を示す必要があります。相手を指すときは、親しさや人数に応じて tu と vous を使い分けます。

形

主語人称代名詞+主語に合う形の動詞:je(私)、tu(親しい相手1人)、il/elle(彼/彼女)、nous(私たち)、vous(丁寧に呼びかける相手1人、または複数の相手)、ils/elles(彼ら/彼女たち)。on は il/elle と同じ3人称単数の動詞形を使います。

使い方

  • je は母音または無音の h で始まる動詞の前では j’ になります。例:j’habite(私は住んでいます)。
  • tu は家族や友人など、親しい相手1人に使います。vous は初対面の大人などに丁寧に話すときや、複数の相手に使います。1人への丁寧な呼びかけでも、動詞は vous の形です。
  • nous は「私たち」です。日常会話では、同じ意味で on をよく使います。on は「人は」「誰かが」という意味にもなり、文脈で判断します。
  • il/elle は人だけでなく、名詞の性に応じて物も指します。複数では、女性名詞だけの集まりに elles、それ以外に ils を使います。

例文

  • J’habite à Paris. — パリに住んでいます。
  • Tu viens ce soir ? — 今夜来る?
  • Vous habitez ici, Madame ? — こちらにお住まいですか?
  • On mange ensemble ce soir. — 今夜は一緒に食事をします。

よくある間違い

❌ Habite à Paris.

✅ J’habite à Paris.

「パリに住んでいます」のように主語を省くと、フランス語では普通の文として成立しません。「私が住んでいる」と伝えるには je が必要で、habite の前では j’ になります。

覚えておこう

tu は親しい相手1人、vous は丁寧な呼びかけ、または複数の相手に使います。「私たち」の意味の on でも、動詞は3人称単数形です。