faire・laisser と知覚動詞+不定詞
要点
faire+不定詞は、人に何かをさせたり、作業をしてもらったりする表現です。laisser+不定詞は、相手がすることを許す、または妨げずにおく意味です。voir・entendre・sentir+不定詞では、誰かが何かをするのを直接見たり、聞いたり、感じたりしたことを表します。
形
faire+不定詞+補語/laisser・voir・entendre・sentir+動作をする人・物+不定詞。人・物が目的語代名詞の場合は、活用した動詞の前に置きます。
使い方
- faire と不定詞の間には、動作をする人を置きません。動作をする人は通常、不定詞の後に置きます。
- faire 構文で不定詞に直接目的語がある場合、動作をする人は à または par で示せます。例えば faire réparer un vélo par un mécanicien は、自転車を整備士に修理してもらうことです。
- laisser は、許可だけでなく「そのままにしておく」という意味でも使います。Laisse-le dormir. は「寝かせておいて」です。命令形では目的語代名詞を動詞の後につなぎます。
- 知覚動詞の後では、動作をする人・物を不定詞の前にも後にも置けます。代名詞なら Je les entends parler. のように知覚動詞の前に置きます。
例文
- Cette vidéo fait rire les enfants. — 子どもたちはこの動画を見ると笑います。
- J’ai fait réparer mon vélo par un mécanicien. — 整備士に自転車を修理してもらいました。
- Laisse-le dormir, il est fatigué. — 疲れているんだから、寝かせておいて。
- J’ai entendu les voisins discuter dans le couloir. — 近所の人たちが廊下で話しているのが聞こえました。
よくある間違い
❌ Cette vidéo fait les enfants rire.
✅ Cette vidéo fait rire les enfants.
laisser や entendre と同じ語順にしないよう注意します。faire と不定詞はひとまとまりなので、les enfants をその間に入れず、不定詞の後に置きます。
覚えておこう
faire は「させる・してもらう」、laisser は「させておく・許す」です。知覚動詞+不定詞は、直接知覚した動作を表します。