従属節と文のつなぎ方

zu 不定詞句と定形の従属節の選択

B1重要ドイツ語

要点

zu 不定詞句は、動作をする人が文脈から分かるときに使い、句の中に主語を置きません。hoffen では主文の主語が、bitten では頼まれた相手がその動作をします。誰が動作をするかを別の主語で明示したいときは、dass などを使った定形の従属節が必要です。日本語では主語を省略できますが、ドイツ語の定形の従属節では通常、主語も示します。

形

主文 + コンマ + … zu + 不定詞。分離動詞では zu を前つづりと動詞の間に入れます:einkaufen → einzukaufen。定形の従属節では、dass + 主語 + … + 人称変化した動詞、という形になります。

使い方

  • hoffen のように両方の形を使える動詞では、主語が同じなら zu 不定詞句で簡潔に表せます。同じ主語でも dass 節を使えます。
  • bitten の後では、目的語の人が不定詞の動作をします。主文と同じ主語の場合だけに限られるわけではありません。
  • 使える形は主文の動詞にもよります。例えば versuchen は「〜しようとする」という意味では zu 不定詞句を使い、単純に dass 節へ置き換えません。

例文

  • Ich hoffe, bald eine neue Wohnung zu finden. — 近いうちに新しい住まいが見つかるといいなと思っています。
  • Ich hoffe, dass du bald eine neue Wohnung findest. — あなたに近いうちに新しい住まいが見つかるといいなと思っています。
  • Ich bitte dich, mir beim Umzug zu helfen. — 引っ越しを手伝ってもらえますか。
  • Ich habe vor, nach der Arbeit einzukaufen. — 仕事が終わったら買い物をするつもりです。

よくある間違い

❌ Ich hoffe, du bald eine neue Wohnung zu finden.

✅ Ich hoffe, dass du bald eine neue Wohnung findest.

zu 不定詞句に独立した主語 du は置けません。ここでは住まいを見つけるのが相手なので、dass 節で主語を示し、動詞を findest にします。

覚えておこう

zu 不定詞句では、誰が動作をするかを主文から読み取ります。主文の動詞がどの形を取れるかも一緒に覚えましょう。