従属節と文のつなぎ方

目的と付随状況:damit・um zu・ohne zu・statt zu

B1重要ドイツ語

要点

damit と um … zu は「〜するために」という目的を表します。目的の行為をする人が主節の主語と同じなら um … zu が使えます。異なる場合は、主語を明示できる damit を使います。同じ場合でも damit は使えます。ohne … zu は「〜せずに」、statt … zu は「〜する代わりに」を表します。この二つは目的ではなく、行われなかった行為や別の行為を選ぶことを示します。

形

主節, damit + 主語 + … + 定形動詞(文末)/主節, um・ohne・statt + … + zu 不定詞(末尾)。不定詞句には主語を書かず、通常は主節の主語がその行為もします。分離動詞では zu を間に入れます(um früh aufzustehen)。どの形も主節との間にコンマを置きます。

使い方

  • 日本語の「〜するために」だけでは形を決められません。まず、主節と目的を表す部分で、行為をする人が同じか確認します。
  • damit の節には主語と定形動詞が必要です。um … zu では動詞を人称変化させません。
  • ohne … zu は、主節の行為に伴って、ある行為が行われなかったことを示します。意図的かどうかは、この形だけでは決まりません。
  • statt … zu は、期待された行為や選択肢を行わず、主節の行為をすることを示します。

例文

  • Ich spreche langsam, damit du mich verstehst. — 私の話がわかるように、ゆっくり話します。
  • Ich fahre mit dem Fahrrad, um Geld zu sparen. — お金を節約するために、自転車で移動します。
  • Sie ist gegangen, ohne sich zu verabschieden. — 彼女は別れの挨拶をせずに帰りました。
  • Er schaut fern, statt seine Hausaufgaben zu machen. — 彼は宿題をする代わりにテレビを見ています。

よくある間違い

❌ Ich spreche langsam, um du mich zu verstehen.

✅ Ich spreche langsam, damit du mich verstehst.

話すのは ich、理解するのは du なので、目的の部分には別の主語が必要です。um … zu の中に du を置くことはできません。damit を使い、主語 du に合わせた定形動詞 verstehst を文末に置きます。

覚えておこう

目的なら damit または um … zu、しない行為なら ohne … zu、別の行為を選ぶなら statt … zu です。目的の行為をする人が主節の主語と異なるときは damit を使います。