無冠詞・数えられない名詞・数量表現
要点
水や米などを物質・食品として表すときは、ふつう数えられない名詞として扱い、特定のものを指さなければ冠詞を付けません。これを無冠詞といいます。数えられる名詞も、不特定の複数なら無冠詞で使えます。日本語の「水」「りんご」だけでは区別が表れませんが、ドイツ語では数えられるかどうかによって数量表現が変わります。
形
数えられないもの:Wasser / viel Wasser / wenig Wasser。数えられるものの複数:Äpfel / viele Äpfel / wenige Äpfel。単位で量を示す形:ein Liter Wasser / zwei Liter Wasser。
使い方
- 特定の水ではなく、飲み物としての水について言う場合などは、Wasser を無冠詞で使います。特定のものを指す場合には冠詞を使うこともあります。
- 不特定の複数のものには、Äpfel のように冠詞を付けずに名詞の複数形を使えます。
- 「たくさんの・少量の」は、数えられない名詞には viel・wenig、数えられる名詞の複数には viele・wenige を使います。
- 水などの量を具体的に伝えるには、Liter などの単位を使います。ein Liter Wasser の ein は Wasser ではなく、単位の Liter に付いています。
例文
- Ich trinke Wasser. — 水を飲みます。
- Wir kaufen Äpfel. — 私たちはりんごを買います。
- Ich brauche einen Liter Milch. — 牛乳が1リットル必要です。
- Wir haben viel Reis und viele Eier. — お米も卵もたくさんあります。
よくある間違い
❌ Ich trinke viele Wasser.
✅ Ich trinke viel Wasser.
飲む水の量を表す場合、Wasser は数えられない名詞なので viel を使います。viele は、viele Äpfel のように数えられる名詞の複数に使います。
覚えておこう
物質の量には viel・wenig、数えられるものの複数には viele・wenige を使います。具体的な量は ein Liter Wasser のように単位で表せます。