may・might・must・can't:可能性と推量
要点
確実にはわからないことについて、可能性や手がかりからの判断を表します。may・might は「~かもしれません」、推量の must は「~に違いありません」、can’t は「~のはずがありません」という意味です。ここでの must は義務ではなく、根拠のある強い推量を表します。
形
主語 + may / might / must / can’t + 動詞の原形。状態を表す場合は be も必要です:must be tired。今していることの推量は、助動詞 + be + 動詞の -ing 形で表せます:might be working。
使い方
- may・might は、現在や未来のことがあり得ると伝えるときに使います。might はより控えめに響くことがありますが、確率が決まっているわけではありません。
- must は、見聞きした手がかりから「きっとそうだ」と判断するときに使います。未来の予測では、通常 may・might などを使います。
- can’t は、手がかりに照らして「そうであるはずがない」と判断するときに使います。ここでは能力がないという意味ではありません。
- may not・might not は「~ではないかもしれません」です。「~のはずがありません」という強い否定の推量には can’t を使います。
例文
- It may rain this afternoon. — 今日の午後は雨が降るかもしれません。
- Emma isn’t answering her phone. She might be driving. — エマが電話に出ません。運転中かもしれません。
- You’ve been working all day. You must be tired. — 一日中働いていたんですね。きっと疲れているでしょう。
- That can’t be our bus. It has the wrong number. — あれが私たちの乗るバスのはずはありません。番号が違います。
よくある間違い
❌ You must tired.
✅ You must be tired.
日本語では「疲れているに違いありません」と言えますが、英語の tired はここでは形容詞なので、助動詞の後に動詞 be が必要です。
覚えておこう
「かもしれない」は may・might、「に違いない」は must、「はずがない」は can’t が基本です。強い推量でも、事実として確認済みとは限りません。