助動詞:能力・義務・可能性

助動詞+have+過去分詞:過去への推量と後悔

B2重要英語

要点

助動詞に have+過去分詞を続けると、過去の出来事について推量したり、実際にはしなかったことを振り返ったりできます。助動詞によって、確信の強さや後悔などの意味が変わります。日本語の「〜したはずだ」「〜すればよかった」に対応しますが、英語では助動詞の後に have と過去分詞を置きます。

形

主語+助動詞(must / may / might / could / should など)+have+過去分詞。否定は助動詞の後に not を置きます(can’t have / shouldn’t have など)。

使い方

  • must have は、根拠から「〜したに違いない」と強く推量します。過去の義務を表す had to とは意味が違います。
  • may have / might have は「〜したかもしれない」と、確かではない過去の可能性を表します。could have も文脈によってこの意味になります。
  • can’t have / couldn’t have は「〜したはずがない」と、過去の可能性を強く否定します。
  • should have は「〜すべきだったのに」、shouldn’t have は「〜すべきではなかったのに」と、後悔や批判を表します。通常、実際の行動はそれに反しています。
  • could have は「〜することもできたのに」と、実現しなかった選択肢にも使います。過去の推量か、逃した機会かは文脈で判断します。
  • should have は、後悔ではなく「もう〜しているはずだ」という予想にも使います。たとえば、予定どおりなら既に到着している、という場合です。

例文

  • The sidewalk is wet. It must have rained last night. — 歩道がぬれています。昨夜、雨が降ったに違いありません。
  • I can’t find my keys. I might have left them at work. — 鍵が見つかりません。職場に置いてきたかもしれません。
  • I should have saved the file before closing the app. — アプリを閉じる前にファイルを保存しておけばよかったです。
  • We could have taken a taxi, but we decided to walk. — タクシーに乗ることもできましたが、歩くことにしました。

よくある間違い

❌ I should have save the file.

✅ I should have saved the file.

助動詞の直後に来る have は原形ですが、その後の動詞は過去分詞にします。save ではなく saved が必要です。

覚えておこう

過去について話していても、助動詞の後は had ではなく have です。should have が後悔か予想か、could have が推量か逃した機会かは、文脈で判断します。