形容詞の位置による意味の違い
要点
スペイン語では、一部の形容詞は名詞の前に置くか後ろに置くかで意味が変わります。例えば、un viejo amigo は「昔からの友人」、un amigo viejo は「年を取った友人」です。日本語ではどちらも名詞の前に修飾語を置きますが、スペイン語では位置も意味を伝える手がかりになります。すべての形容詞に同じ変化があるわけではないので、よく使う組み合わせを対で覚えましょう。
形
形容詞+名詞/名詞+形容詞:同じ形容詞でも、位置によって表す内容が変わることがあります。
使い方
- viejo は、前置すると長年の付き合いなどを表し、後置すると年齢や古さを表します。友人が高齢であることと、付き合いが長いことを区別できます。
- pobre は、前置すると「気の毒な」という話し手の気持ちを表し、後置すると「経済的に貧しい」という意味になります。
- un gran hombre は「立派な人物」、un hombre grande は「体の大きな男性」です。このように、評価と具体的な性質を区別する組み合わせもあります。意味は文脈と併せて判断します。
例文
- Hoy he quedado con un viejo amigo del colegio. — 今日は学生時代からの友人と会う約束をしています。
- Tengo un amigo viejo que sigue haciendo senderismo a los ochenta años. — 高齢の友人がいて、80歳になってもハイキングを続けています。
- Mi pobre vecino se ha roto una pierna justo antes de las vacaciones. — 気の毒なことに、隣の人は休暇の直前に脚を骨折してしまいました。
- Es un barrio pobre y muchas familias necesitan ayuda para pagar el alquiler. — そこは貧しい地域で、家賃を払うために支援が必要な家庭がたくさんあります。
覚えておこう
位置が変わると意味も変わる形容詞は、名詞との組み合わせで覚えましょう。日本語の修飾語の位置だけを手がかりにせず、伝えたい意味に合わせて選びます。