点過去と線過去:出来事と背景
要点
点過去(pretérito indefinido)は、出来事を始まりから終わりまでの一まとまりとして伝えます。線過去(pretérito imperfecto)は、そのときの様子や途中の動作、過去の習慣を伝えます。日本語ではどちらも「〜した」になることがあるため、訳の形だけでなく、出来事として述べるのか、背景として描くのかを考えます。
形
背景・途中の動作には線過去、そこで起きた出来事には点過去を使います。例:leía(読んでいました)+ sonó(鳴りました)。活用の詳しい形は、それぞれの時制の項目で確認します。
使い方
- 話を進める出来事には点過去を使います。続けて起きたことも、点過去で順に述べられます。
- 出来事が起きたときの天気、年齢、気持ちや周囲の様子は、線過去で背景として伝えます。
- 当時繰り返していた習慣は線過去で表します。一方、特定の一回を完了した出来事として述べるときは点過去を使います。
- 長い出来事でも、期間全体を一まとまりとして述べれば点過去です。動作の長さだけでは選べません。
例文
- Mientras leía en el sofá, sonó el teléfono. — ソファで本を読んでいると、電話が鳴りました。
- Hacía frío, así que cerré la ventana. — 寒かったので、窓を閉めました。
- De pequeño iba a la playa todos los veranos, pero el verano pasado fui a la montaña. — 子どもの頃は毎年夏に海へ行っていましたが、去年の夏は山へ行きました。
- Viví en Madrid durante cinco años y después me mudé a Valencia. — マドリードに5年間住んだ後、バレンシアに引っ越しました。
覚えておこう
点過去は出来事を一まとまりとして、線過去は当時の背景や習慣として伝えます。「短いから点過去、長いから線過去」とは限りません。