能力・希望・義務:poder・querer・tener que・hay que
要点
poder は「~できる」、querer は「~したい」、tener que は「~しなければならない」を表します。これらの動詞は主語に合わせて活用し、後ろの動詞は不定詞にします。hay que は特定の人を主語にせず、「~する必要がある」という一般的な必要性や義務を表します。日本語では「行きたい」「行かなければならない」のように動詞の形を変えますが、スペイン語では行為を表す ir などを不定詞のまま置き、その前の表現で希望や義務を示します。
形
主語に合わせた poder / querer + 不定詞、主語に合わせた tener + que + 不定詞、hay que + 不定詞です。現在形の例は puedo hablar、quiero hablar、tengo que hablar です。hay que の形は人によって変わりません。
使い方
- poder は能力や状況上の可能性を表します。¿Puedo…? は許可を求めるときにも使えます。
- querer + 不定詞では、希望する人とその動作をする人が同じです。
- tener que は、誰が何をする必要があるかを示します。tener の活用でその人が分かるため、主語の代名詞は省けます。
- hay que は、一般的な決まりや、その状況で必要な行動を示します。人を表す主語は付けません。
- 否定の no は活用した動詞の前に置きます。No tengo que ir は「行く必要はない」で、「行ってはいけない」ではありません。
例文
- ¿Podéis venir mañana? — 皆さん、明日来られますか?
- Quiero aprender español. — スペイン語を学びたいです。
- Tengo que trabajar hoy. — 今日は仕事をしなければなりません。
- Hay que comprar el billete antes de subir al tren. — 電車に乗る前に切符を買う必要があります。
よくある間違い
❌ Tengo trabajar hoy.
✅ Tengo que trabajar hoy.
tener で義務を表すときは、不定詞の前に que が必要です。poder や querer に合わせて que を省かないようにします。
覚えておこう
poder・querer の後はそのまま不定詞、tener の義務表現には que が必要です。hay que は人を特定しない必要性を表します。