従属節と文のつなぎ方

関係節での直説法と接続法の選択

B2重要スペイン語(スペイン)

要点

関係節では、説明する人や物(先行詞)をどう捉えるかによって直説法と接続法を選びます。存在や特徴を事実として述べるなら直説法、存在を確定せず、求める条件として述べるなら接続法です。日本語では動詞の形だけでこの違いを示さないため、スペイン語では話し手が何を確かなこととして伝えているかに注目します。

形

先行詞+que+直説法/接続法。現在の条件には接続法現在(hable)、過去の時点で求めていた条件には通常、接続法過去(hablara)を使います。

使い方

  • 実際に知っている人や物の特徴を述べる場合は直説法を使います。
  • まだ見つかっていない人や物に条件を付けて探す場合は接続法を使います。buscar があるだけで接続法になるわけではなく、特定の相手の特徴を事実として述べるなら直説法です。
  • No hay nadie que… のように、条件を満たす人や物の存在を否定する場合は接続法を使います。
  • un・una だから接続法、el・la だから直説法とは限りません。冠詞だけでなく、先行詞の存在や特徴を事実として述べているかを確認します。

例文

  • Conozco a un profesor que habla japonés. — 日本語を話す先生を知っています。
  • Busco un profesor que hable japonés. — 日本語を話せる先生を探しています。
  • No hay nadie que pueda ayudarme ahora. — 今、手伝ってくれる人は誰もいません。
  • Buscábamos un piso que tuviera dos dormitorios. — 寝室が二つあるアパートを探していました。

よくある間違い

❌ No hay nadie que puede ayudarme ahora.

✅ No hay nadie que pueda ayudarme ahora.

手伝える人の存在を否定しているので、関係節では直説法の puede ではなく接続法の pueda を使います。日本語訳の「手伝ってくれる」だけからスペイン語の法は決められません。

覚えておこう

事実として述べる特徴は直説法、存在が確定していない相手に求める条件は接続法です。