従属節と文のつなぎ方

間接話法:発言・依頼の伝え方と時制の変化

B1重要スペイン語(スペイン)

要点

間接話法では、発言を引用せず、内容を自分の文に組み込んで伝えます。発言には decir que、依頼には pedir que を使います。日本語の「〜と言いました」と違い、過去の発言を伝えるときは、従属節の時制も発言時を基準に変えるのが基本です。人称や時・場所の表現も、誰がいつどこで伝えるかに合わせます。

形

発言:decir + que + 直説法。過去の発言を伝える基本の対応:現在形 → 線過去、点過去・現在完了 → 過去完了、未来形 → 過去未来形。依頼:pedir + que + 接続法(pide que vengas / pidió que vinieras)。

使い方

  • 伝える動詞が現在形なら、内容の時制は通常そのままです。Dice: «Estoy cansada» → Dice que está cansada となります。
  • 伝える動詞が過去形なら、通常は時制を上の対応に従って変えます。ただし、今も成り立つ事実は現在形のまま伝えることもできます。
  • yo・tú・mi などは、発言者や聞き手との関係に合わせて変えます。主語は、誰を指すか明らかなら省略できます。
  • hoy・mañana・aquí は、伝える日時や場所が変われば aquel día・al día siguiente・allí などに変えます。同じ日時や場所なら、必ず変えるわけではありません。
  • 依頼や指示の内容は、命令形をそのまま置かず、que と接続法で伝えます。過去の依頼には通常、接続法過去を使います。

例文

  • Ana dice que está cansada. — アナは疲れていると言っています。
  • Ayer Luis me dijo que trabajaba en una librería. — 昨日、ルイスは本屋で働いていると私に言いました。
  • El lunes, Ana dijo que vendría al día siguiente. — 月曜日に、アナは翌日来ると言いました。
  • El profesor os pidió que esperarais fuera. — 先生は皆さんに外で待つよう頼みました。

よくある間違い

❌ Ana me pidió que ven mañana.

✅ Ana me pidió que viniera al día siguiente.

過去の依頼を伝えるときは、que の後に命令形 ven ではなく接続法過去 viniera を使います。この例では別の日に伝えているため、元の発言の mañana も al día siguiente に変えます。

覚えておこう

発言は que と直説法、依頼は que と接続法で伝えます。時制・人称・時や場所の表現は、伝えるときの視点に合わせます。