願望・依頼・働きかけを表す接続法
要点
誰かに何かをしてほしいと伝えたり、依頼や助言をしたりするとき、que の後の動詞には接続法を使います。ここでは出来事を事実として報告するのではなく、望む行動や相手への働きかけを表します。日本語の「来てほしい」「早めに出るよう勧める」に当たりますが、スペイン語では従属節の動詞の形でもこの関係を示します。
形
願望・働きかけを表す動詞 + que + 接続法現在。例:querer que vengas、pedir que llames、recomendar que salgáis。接続法の動詞は、その行動をする人に合わせて活用します。
使い方
- querer や desear で別の人の行動を望む場合は、que + 接続法を使います。
- 自分自身の行動を望む場合は、通常 querer + 不定詞にします。Quiero salir. は「出かけたい」、Quiero que salgas. は「あなたに出かけてほしい」です。
- pedir は依頼、recomendar や aconsejar は助言を表し、que に続く動詞を接続法にします。
- permitir や prohibir も、que を使って許可・禁止する行動を述べる場合は接続法を取ります。
例文
- Quiero que vengas a cenar esta noche. — 今夜、夕食を食べに来てほしいです。
- Quiero reservar una mesa para dos. — 2人分の席を予約したいです。
- Mi madre me pide que la llame al llegar. — 母は私に、着いたら電話してほしいと言っています。
- Os recomiendo que salgáis temprano para evitar el tráfico. — 渋滞を避けるために、皆さんには早めに出発することを勧めます。
よくある間違い
❌ Quiero que vienes a cenar esta noche.
✅ Quiero que vengas a cenar esta noche.
「来てほしい」という願望なので、que の後は直説法の vienes ではなく接続法の vengas にします。日本語ではこの区別を動詞の活用だけで表さないため、スペイン語の法の選択にも注意が必要です。
覚えておこう
「自分がしたい」は querer + 不定詞、「相手にしてほしい」は querer que + 接続法が基本です。