文の組み立て

強調と話題の提示:c'est…qui/que と名詞の取り出し

B2重要フランス語

要点

強調構文 c’est…qui/que は、「誰が」「何を」などを際立たせます。一方、名詞を文の前後に取り出す形は、話題を示したり、後から何について話しているかを補ったりします。日本語の「〜は」に近い働きもありますが、フランス語では取り出した名詞を文中の代名詞で受けるのが基本です。

形

主語の強調:C’est + 強調する語句 + qui + 動詞…。主語以外の強調:C’est + 強調する語句 + que + 主語 + 動詞…。話題の提示:名詞, + その名詞を代名詞で受ける文、または代名詞を含む文 + , 名詞。

使い方

  • 人物や物を対比したり、相手の思い違いを訂正したりするときに強調構文を使います。qui の後の動詞は、強調する主語に人称・数を合わせます。
  • 主語以外を強調するときは que を使います。前置詞が必要な語句では、C’est à Léa que… のように前置詞も残します。
  • 名詞を先に出す形では、その名詞を話題として示します。直接目的語なら le・la・les、主語なら il・elle などで受けます。
  • 名詞を後ろに出す形では、代名詞で述べた内容に話題を補います。前後に取り出す形は特に会話でよく使い、書くときはコンマで区切ります。

例文

  • C’est Léa qui a réservé la table, pas moi. — 席を予約したのはレアで、私ではありません。
  • C’est ce dossier que je dois terminer aujourd’hui. — 今日仕上げなければならないのは、この資料です。
  • Ce restaurant, je le recommande vraiment. — このレストランは、本当におすすめです。
  • Je les ai déjà réservés, les billets. — チケットなら、もう予約しました。

よくある間違い

❌ Ce restaurant, je recommande vraiment.

✅ Ce restaurant, je le recommande vraiment.

日本語の「このレストランは、本当におすすめです」につられて、目的語を省かないようにします。文頭に取り出した ce restaurant は、文中で直接目的語の代名詞 le によって受けます。

覚えておこう

強調する語句が主語なら qui、それ以外なら que を使います。名詞を話題として取り出したら、文中で対応する代名詞を使います。