従属節と文のつなぎ方

仮定の条件:si と半過去・大過去

B1重要フランス語

要点

現在や未来について、現実とは違う状況や実現の可能性が低い状況を想像するときは、si の節に半過去を使います。この半過去は、過去の出来事を表すとは限りません。過去に実現しなかった条件を考えるときは、si の節に大過去を使います。どちらも、主節で「その条件ならどうなるか」を述べます。日本語では同じ「もし〜なら」でも、フランス語では仮定する時点に応じて時制を選びます。

形

現在・未来の仮定:si + 半過去(imparfait), 主節は条件法現在(conditionnel présent)。過去の反実仮想:si + 大過去(plus-que-parfait), 主節は条件法過去(conditionnel passé)。大過去は avoir / être の半過去 + 過去分詞です。

使い方

  • 現在の事実とは違う条件や、実現しそうにない未来の条件を想像するときに使います。
  • 過去に実現しなかった条件と、その条件なら起きていた結果を述べるときに使います。
  • 条件を表す si の直後には条件法を使いません。半過去または大過去を置きます。
  • si の節は主節の前にも後にも置けます。前に置く場合は、通常コンマで区切ります。

例文

  • Si j’avais plus de temps, je ferais du sport tous les jours. — もっと時間があれば、毎日運動するのですが。
  • S’il faisait beau demain, nous irions à la plage. — 明日もし晴れたら、海に行くのですが。
  • Si j’avais su que tu étais malade, je t’aurais appelé. — 具合が悪いと知っていたら、電話したのに。
  • Nous aurions pris le train si nous avions réservé plus tôt. — もっと早く予約していたら、電車で行ったのに。

よくある間違い

❌ Si j’aurais plus de temps, je ferais du sport tous les jours.

✅ Si j’avais plus de temps, je ferais du sport tous les jours.

仮定だからといって、両方の節を条件法にすることはできません。条件を表す si の節には半過去の avais を使い、結果を述べる主節に条件法現在の ferais を使います。

覚えておこう

現在・未来の仮定は「半過去 → 条件法現在」、過去に実現しなかった仮定は「大過去 → 条件法過去」の組み合わせで覚えます。