従属節と文のつなぎ方

間接話法・間接疑問と時制の一致

B1重要フランス語

要点

間接話法は、人の発言や質問を自分の文に組み込んで伝える形です。発言には que、はい・いいえで答える質問には si を使います。日本語の「と」にいつも同じ語が対応するわけではありません。伝える動詞が過去形なら、元の発言の時制もその過去の時点に合わせるのが基本です。誰の発言かに応じて、人称や所有形容詞も変えます。

形

発言:dire que + 主語 + 動詞。質問:demander si/où/quand/comment + 主語 + 動詞。「何を」は ce que、「何が」は ce qui を使います。伝える動詞が過去形の場合:現在形 → 半過去、複合過去 → 大過去、単純未来 → 条件法現在。

使い方

  • 伝える動詞が現在形なら、元の発言の時制を基本的に保ちます。過去形なら、同時の状態は半過去、それより前の出来事は大過去、その後の予定は条件法現在で表します。
  • 間接疑問では、主語と動詞を倒置せず、est-ce que も使いません。質問を伝える平叙文なら、文末はピリオドです。
  • 人称や時間表現は実際の状況に合わせます。例えば、別の日に伝える demain は le lendemain に変えます。
  • 今も成り立つ事実を述べる場合は、伝える動詞が過去形でも現在形を保つことがあります。

例文

  • Paul a dit qu’il était fatigué. — ポールは疲れていると言っていました。
  • Léa a dit qu’elle viendrait le lendemain. — レアはその翌日に来ると言っていました。
  • Il me demande si je suis libre ce soir. — 彼は私に、今夜時間があるか聞いています。
  • Elle me demande ce que je veux manger. — 彼女は私に、何を食べたいか聞いています。

よくある間違い

❌ Elle me demande qu’est-ce que je veux manger.

✅ Elle me demande ce que je veux manger.

直接疑問の qu’est-ce que をそのまま入れることはできません。「何を」に当たる間接疑問では ce que を使い、主語+動詞の語順にします。

覚えておこう

発言は que、はい・いいえの質問は si でつなぎます。時制・人称・時間表現は、発言を伝える時点と立場に合わせます。