接続法と直説法:希望・感情・必要・疑い
要点
que の後で接続法と直説法のどちらを使うかは、主節の表現で決まります。希望・感情・必要・疑いを表す表現では、接続法を使います。事実や確かな判断として述べる表現では、直説法を使います。接続法は単に「現実ではない」という意味ではなく、実際に起きたことへの感情にも使います。日本語訳だけで判断せず、主節の表現と一緒に覚えましょう。
形
主節の表現 + que + 主語 + 動詞:vouloir que・être content que・il faut que・douter que などでは接続法、savoir que・肯定文の penser que などでは直説法を使います。
使い方
- 希望や要求には接続法を使います。Je veux que tu viennes. は「来てほしい」という意味です。ただし、肯定文の espérer que は通常、直説法を使います。
- 感情には接続法を使います。être content que、être triste que などが代表的です。内容が事実でも、感情を示す表現が法を決めます。
- 必要には il faut que + 接続法を使います。主語が同じ場合は、Je veux partir. のように不定詞で表すのが基本です。
- 疑いには douter que + 接続法を使います。Je pense qu’il a raison. は直説法ですが、Je ne pense pas qu’il ait raison. のように判断を否定すると、通常は接続法を使います。
例文
- Je veux que tu viennes avec moi. — 一緒に来てほしいです。
- Je suis contente que tu sois là. — 来てくれてうれしいです。
- Il faut que nous partions avant huit heures. — 私たちは8時前に出発しなければなりません。
- Je doute qu’il puisse venir demain. — 彼が明日来られるかどうか疑問です。
よくある間違い
❌ Il faut que tu fais attention.
✅ Il faut que tu fasses attention.
il faut que の後には接続法が必要です。直説法の fais ではなく、接続法の fasses を使います。que があるだけで法が決まるわけではなく、主節の表現を確認します。
覚えておこう
接続法か直説法かは、まず主節の表現で判断します。肯定文の vouloir que は接続法ですが、espérer que は通常、直説法です。