although・even though・despite・while:譲歩と対比
要点
although と even though は「〜なのに」「〜だけれども」という譲歩を表し、ある事実から予想されることと違う結果を述べます。even though は意外さをより強く示します。despite も「〜にもかかわらず」という意味ですが、後ろに置く形が違います。while は、二つの事実や好みを「一方で」と対比するときに使えます。
形
although / even though + 主語 + 動詞, 主節。despite + 名詞 / 動名詞(-ing形), 主節。対比の while:主節 + while + 主語 + 動詞。
使い方
- although と even though の後ろには、主語と動詞のある節を置きます。ここでの even though は、仮定ではなく事実について述べます。
- despite は前置詞なので、名詞や動名詞を続けます。despite of とはしません。
- 譲歩を表す部分は主節の前にも後ろにも置けます。前に置くときは、通常その後にコンマを付けます。
- although や even though で始めた文では、主節の前にさらに but を置きません。
- 対比の while は、二つの違いを並べて示します。「〜している間」という時間の意味もあるため、文脈で判断します。
例文
- Although it was raining, we went for a walk. — 雨が降っていましたが、散歩に出かけました。
- Even though I was very tired, I couldn’t sleep. — とても疲れていたのに、眠れませんでした。
- Despite the heavy traffic, we arrived on time. — ひどい渋滞にもかかわらず、時間どおりに到着しました。
- I prefer coffee, while my sister prefers tea. — 私はコーヒーのほうが好きですが、姉は紅茶のほうが好きです。
よくある間違い
❌ Despite it was raining, we went for a walk.
✅ Although it was raining, we went for a walk.
日本語ではどちらも「雨が降っていたのに」と訳せますが、despite の直後には主語と動詞のある節をそのまま置けません。この形なら although を使います。despite を使うなら Despite the rain とします。
覚えておこう
although・even though の後ろは節、despite の後ろは名詞や動名詞です。対比の while は「一方で」と覚えると使いやすいです。