動詞と時制

現在完了形と過去形の使い分け

B1重要英語

要点

現在完了形は、過去の出来事を今までの経験や現在の状況と結びつけて伝えます。過去形は、過去のある時点で起きた出来事として伝えます。日本語ではどちらも「〜した」と訳せるため、訳だけでなく、何に注目しているかで選びます。過去形でも、その出来事の影響が今に残っていることはあります。

形

現在完了形:主語 + have / has + 過去分詞。過去形:主語 + 動詞の過去形。

使い方

  • yesterday や last week など、終わった過去の時を明示する場合は、通常は過去形を使います。現在完了形で述べた経験について「いつ?」と詳しく話すときも、過去形に切り替えます。
  • 今までの経験を、いつ起きたかを特定せずに伝えるときは、現在完了形がよく使われます。ただし、時を示す表現がないから必ず現在完了形になるわけではありません。
  • 現在の結果に注目する場合は、現在完了形が適しています。一方、アメリカ英語では最近の出来事にも過去形をよく使います。
  • アメリカ英語では、already、yet、just とともに過去形を使うことも自然です。たとえば Did you eat yet? と Have you eaten yet? は、どちらも「もう食べましたか」という質問になります。

例文

  • I’ve lost my keys, so I can’t get into my apartment. — 鍵をなくしてしまったので、アパートに入れません。
  • I lost my keys yesterday, but I found them this morning. — 昨日鍵をなくしましたが、今朝見つかりました。
  • I’ve been to Boston twice. — ボストンには2回行ったことがあります。
  • I went to Boston last year. — 去年ボストンに行きました。

よくある間違い

❌ I’ve visited Boston last year.

✅ I visited Boston last year.

last year は、すでに終わった過去の時を指定しています。この文では、今までの経験を表す現在完了形ではなく、過去形を使います。

覚えておこう

「いつ起きたか」を伝えるなら過去形、「今までの経験や現在とのつながり」に注目するなら現在完了形が基本です。ただし、アメリカ英語では最近の出来事にも過去形がよく使われます。