c'est と il est の使い分け
要点
日本語ではどちらも「〜です」と訳せますが、フランス語では後に続く表現によって使い分けます。人や物が何なのかを冠詞付きの名詞で紹介するときは c’est を使います。すでに話題になっている人や物の特徴を形容詞で述べるときは il est や elle est を使います。職業を冠詞なしで述べる場合も il est や elle est です。
形
紹介:c’est + 冠詞など + 名詞。特徴:il est / elle est + 形容詞。職業:il est / elle est + 冠詞なしの職業名。
使い方
- 人や物を紹介・特定するときは、C’est un médecin.(医師です)のように c’est を使います。女性を紹介する場合も C’est une amie. のように c’est の形は変わりません。
- すでに話題になっている人や物を説明するときは、名詞の性に合わせて il または elle を選び、形容詞も性に合わせます。gentil は男性形、gentille は女性形です。
- 職業は Il est médecin. のように冠詞なしでも述べられます。C’est un médecin. と意味は近いですが、名詞の前に冠詞があるかどうかが違います。
- c’est の後に形容詞が来ることもあります。例えば、状況全体について C’est intéressant.(面白いですね)と言えます。単に「形容詞の前は必ず il est」とは覚えないでください。
例文
- C’est une amie. — 友人です。
- Elle est gentille. — 彼女は親切です。
- C’est un médecin. — 医師です。
- Il est médecin. — 彼は医師です。
よくある間違い
❌ Il est un médecin.
✅ Il est médecin.
職業だけを述べるこの文では、il est の後の職業名に冠詞を付けません。冠詞付きの名詞で紹介するなら C’est un médecin. と言います。
覚えておこう
まずは「c’est + 冠詞付きの名詞」と「il est / elle est + 形容詞」を基本として覚えましょう。職業名は il est / elle est の後で冠詞なしにします。