動詞と時制・法

複合過去:avoir と過去分詞

A2必須フランス語

要点

複合過去(passé composé)は、過去に起きた出来事や、完了した行動を伝える時制です。多くの動詞では、助動詞 avoir の現在形と過去分詞を組み合わせます。日本語では「働いた」「食べた」のように一つの動詞で表せますが、フランス語では助動詞も必要です。主語に合わせて変わるのは avoir の形です。

形

主語 + avoir の現在形 + 過去分詞。avoir は j’ai、tu as、il/elle/on a、nous avons、vous avez、ils/elles ont です。規則的な -er 動詞は -é(travailler → travaillé)、finir 型の -ir 動詞は -i(finir → fini)にします。不規則な過去分詞は動詞ごとに覚えます(prendre → pris、faire → fait、avoir → eu)。

使い方

  • 昨日や先週など、過去の出来事をひとまとまりの事実として伝えるときに使います。時を表す語がなくても使えます。
  • 否定文では avoir を ne と pas で挟みます。例:Je n’ai pas mangé.(食べませんでした。)
  • 会話の疑問文では、主語と avoir と過去分詞の順を保ち、語尾を上げて尋ねることができます。

例文

  • Hier, j’ai travaillé à la maison. — 昨日は家で仕事をしました。
  • Nous avons fini le repas. — 私たちは食事を終えました。
  • Tu as pris le bus ce matin ? — 今朝、バスに乗った?
  • Elle n’a pas regardé le film. — 彼女はその映画を見ませんでした。

よくある間違い

❌ Hier, j’ai manger au restaurant.

✅ Hier, j’ai mangé au restaurant.

avoir の後ろに置くのは不定詞 manger ではなく、過去分詞 mangé です。助動詞だけを変えても複合過去にはなりません。

覚えておこう

avoir の現在形と過去分詞をセットで覚えましょう。すべての動詞が avoir を使うわけではありません。