定冠詞の後の形容詞変化
要点
定冠詞と名詞の間に置く形容詞には、語尾を付けます。定冠詞が性・数・格を示すため、形容詞の語尾は -e と -en の2種類だけです。これを弱変化といいます。日本語の「新しい本」は格によって「新しい」の形が変わりませんが、ドイツ語では名詞の性・数と文中の役割に合わせて語尾を選びます。
形
定冠詞 + 形容詞の語幹 + -e / -en + 名詞。単数の1格:der neue Tisch / die neue Tasche / das neue Buch。単数の4格:den neuen Tisch / die neue Tasche / das neue Buch。単数の3格・2格と、複数のすべての格では -en です。
使い方
- 単数の主語(1格)では、男性・女性・中性のどの名詞でも形容詞の語尾は -e です。
- 単数の直接目的語(4格)では、男性名詞だけ -en になります。女性名詞と中性名詞は -e のままです。
- 3格では、単数も複数も -en を使います。mit の後は3格なので、mit dem neuen Buch となります。
- 2格と複数では、形容詞の語尾はすべて -en です。まず名詞の性・数・格を確認し、定冠詞と形容詞の形を決めます。
例文
- Der neue Tisch steht in der Küche. — 新しいテーブルはキッチンにあります。
- Ich nehme die kleine Tasche. — 小さいバッグを持っていきます。
- Ich kaufe den roten Pullover. — 赤いセーターを買います。
- Ich fahre mit den alten Schuhen in den Urlaub. — 古い靴を履いて休暇の旅行に出かけます。
よくある間違い
❌ Ich kaufe den rote Pullover.
✅ Ich kaufe den roten Pullover.
Pullover は男性名詞で、この文では4格の目的語です。定冠詞が den になるだけでなく、形容詞にも -en を付けます。単数の1格で使う -e をそのまま使わないようにします。
覚えておこう
-e は単数の1格すべてと、単数の女性・中性の4格で使います。それ以外は -en です。