話法・受動態・接続法

動作受動:werden と過去分詞・時制・助動詞

B1重要ドイツ語

要点

動作受動は、誰が行うかよりも、何にどんな動作が行われるかを中心に伝える表現です。werden と過去分詞で作ります。能動文の対格目的語が受動文では主語になり、werden はその主語の人称・数と時制に合わせて変化します。日本語では能動的に訳すほうが自然な場合もあります。

形

現在形:主語+werden の現在形+過去分詞。過去形:主語+wurde/wurden など+過去分詞。現在完了形:主語+sein の現在形+過去分詞+worden。話法の助動詞を使う場合:主語+müssen/können などの活用形+過去分詞+werden。これらは平叙文の語順です。

使い方

  • 修理、配達、作業手順など、動作そのものを伝えるときに使います。行為者が不明な場合や重要でない場合は、行為者を省略できます。
  • 行為者を示す場合は、通常 von+与格を使います。たとえば von einer Mechanikerin は「女性の整備士によって」という意味です。
  • 現在形は現在の動作や習慣を、過去形と現在完了形は過去の動作を表します。口頭で完了した作業を伝えるときにも現在完了形を使います。
  • müssen や können を使えば、必要性や可能性を表せます。主文では活用した話法の助動詞を第2位置に置き、過去分詞+werden を文末に置きます。

例文

  • Mein Fahrrad wird gerade repariert. — 今、自転車を修理してもらっています。
  • Die Pakete wurden gestern geliefert. — 荷物は昨日配達されました。
  • Die Rechnung ist schon bezahlt worden. — 請求額はもう支払われました。
  • Das Formular muss bis Freitag ausgefüllt werden. — 金曜日までに用紙に記入する必要があります。

よくある間違い

❌ Die Rechnung ist schon bezahlt geworden.

✅ Die Rechnung ist schon bezahlt worden.

動作受動の現在完了形では、werden の形は geworden ではなく worden です。sein の活用形と、動作を表す過去分詞+worden を組み合わせます。

覚えておこう

動作受動の現在完了形は sein+過去分詞+worden です。話法の助動詞を使う主文では、文末は過去分詞+werden になります。