直接目的語代名詞:le・la・les など
要点
直接目的語代名詞は、動詞に前置詞なしでつながる「誰を・何を」に当たる語を置き換えます。すでに話題に出た人や物を繰り返さずに言えます。le は男性単数、la は女性単数、les は複数を受けます。人を指す場合も、物を指す場合も使えます。日本語では目的語を省略できますが、フランス語では文脈に応じて代名詞で受ける必要があります。
形
形:me(私を)、te(君を)、le/la(彼・彼女・それを)、nous(私たちを)、vous(あなたを・あなたたちを)、les(彼ら・彼女ら・それらを)。基本の語順:主語+直接目的語代名詞+活用した動詞。
使い方
- le・la・les は、置き換える名詞の性と数に合わせます。物を指すときも、意味からではなく名詞の性で選びます。
- 母音または無音の h で始まる動詞の前では、le と la は l’、me は m’、te は t’ になります。les は変わりません。
- 否定文でも代名詞は動詞の前です。例えば Je ne le vois pas. は「それが見えません」です。
- 不定詞の目的語を置き換える場合は、その不定詞の直前に置きます。例えば Je veux la voir. は「彼女に会いたいです」です。
例文
- Tu vois ce sac ? Je le prends. — このバッグ、見える? これにするよ。
- Cette chanson est belle. Je la connais. — この歌はすてきですね。知っています。
- Où sont mes clés ? Je ne les trouve pas. — 私の鍵はどこ? 見つからないんだけど。
- Ce livre a l’air intéressant. Je veux l’acheter. — この本は面白そうです。買いたいです。
よくある間違い
❌ Je regarde le.
✅ Je le regarde.
「それを見ています」と言うとき、代名詞 le は活用した動詞の前に置きます。名詞を使う Je regarde le film. の目的語の位置に、そのまま le を置くことはできません。
覚えておこう
le・la・les は名詞の性と数に合わせます。代名詞は、それが目的語になる動詞の前に置くのが基本です。