代名詞 en:量と de を伴う補語
要点
代名詞 en は、すでに話題に出たものについて、量を表す名詞句や de を伴う補語を置き換えます。日本語では名詞を省いて「三つあります」と言えますが、フランス語ではこの場合、名詞の代わりに en を使います。数や量を示す語は必要に応じて残します。
形
通常の文:主語 + en + 活用した動詞。否定文:主語 + n’en + 動詞 + pas。不定詞の補語を置き換える場合は、その不定詞の直前に置きます(Je vais en acheter.)。
使い方
- du café、de la soupe、des pommes のように、部分冠詞や不定冠詞複数形を伴う名詞句を置き換えます。en 自体は性・数によって変化しません。
- 数詞や数量表現がある場合は、名詞を en に置き換え、trois、beaucoup などを残します。un・une も残し、元の名詞の性に合わせます。
- avoir besoin de(〜が必要です)などの de を伴う表現でも、物を指す補語を en に置き換えられます。
- 「少しも〜ない」という否定では、量を示す語を添えずに Je n’en ai pas. のように言えます。
例文
- Tu veux du café ? — Oui, j’en veux. — コーヒーは飲みたい? — うん、飲みたい。
- Tu as combien de pommes ? — J’en ai trois. — リンゴはいくつある? — 三つあるよ。
- Tu as besoin de ce stylo ? — Oui, j’en ai besoin. — このペン、必要? — うん、必要だよ。
- Tu as du lait ? — Non, je n’en ai pas. — 牛乳はある? — ううん、ないよ。
よくある間違い
❌ Tu as combien de pommes ? — J’ai trois.
✅ Tu as combien de pommes ? — J’en ai trois.
日本語では「三つある」だけで自然ですが、フランス語ではこの文の名詞を単に省略できません。pommes を en に置き換え、数詞 trois は残します。
覚えておこう
en は名詞の代わりになっても、具体的な数や量まで表すわけではありません。「三つ」なら en と trois を一緒に使います。