代名詞と所有表現

不定代名詞:man・jemand・etwas など

A2重要ドイツ語

要点

不定代名詞は、人や物を具体的に特定せずに表します。man は「一般に人は・誰でも」、jemand は「誰か」、etwas は「何か」という意味です。niemand は「誰も〜ない」、nichts は「何も〜ない」を表します。日本語では主語を省くことがありますが、ドイツ語では、一般的な人について述べるときにも man などの主語が必要です。

形

man・jemand・niemand が主語なら、動詞は三人称単数形です。jemand の基本的な格変化は、主格 jemand → 対格 jemanden → 与格 jemandem です。niemand も同様に niemanden・niemandem となります。対格・与格でも語尾を付けない形が使われます。etwas・nichts は格によって形が変わりません。

使い方

  • man は一般的な習慣や可能なことを述べるときに使います。話し手自身を含む場合もありますが、特定の「私」や「あなた」を指す語ではありません。主語としてのみ使います。
  • jemand は特定していない人、etwas は特定していない物や内容を表します。
  • niemand・nichts は、それぞれ人・物が一つも該当しないことを表します。
  • etwas・nichts の後で形容詞を名詞として使うときは、大文字で始めます。例えば etwas Neues は「何か新しいもの」です。

例文

  • Hier kann man mit Karte bezahlen. — ここではカードで支払えます。
  • Ich suche jemanden, der Japanisch spricht. — 日本語を話せる人を探しています。
  • Ich möchte etwas Neues ausprobieren. — 何か新しいことを試してみたいです。
  • Niemand ist zu Hause. — 家には誰もいません。

よくある間違い

❌ Hier können man mit Karte bezahlen.

✅ Hier kann man mit Karte bezahlen.

man は意味として複数の人を含んでも、文法上は単数です。動詞は複数形 können ではなく、三人称単数形 kann にします。

覚えておこう

人なら jemand、物や内容なら etwas を使います。man が主語のとき、動詞は必ず三人称単数形です。