補足情報を加える関係詞節と文全体を受ける which
要点
非制限用法の関係詞節は、すでに誰・何のことか分かっている名詞に補足情報を加えます。名詞を特定するための説明ではなく、書くときはコンマで区切ります。また、コンマの後の which は、直前の名詞だけでなく、前の文全体が表す出来事や状況を受けることもあります。日本語では、補足を別の文にしたり、「そのことで」などを使ったりすると自然です。
形
名詞, who / which / whose + 節(主文が続く場合は節の後にもコンマ)。文全体を受ける場合:主文, which + 動詞など。
使い方
- 人の補足には who、物や事柄の補足には which、所有関係を表す補足には whose + 名詞を使います。
- 補足の関係詞節では that は使えません。関係詞が目的語でも省略しません。
- 関係詞節が文の途中に入る場合は、前後をコンマで挟みます。文末に置く場合は、節の前にコンマを置きます。
- 文全体を受ける which は、前の出来事への評価や、その結果を付け加えるときに使います。どの名詞かを説明する用法とは、受ける内容が異なります。
例文
- Emma, who lives next door, offered to help me move. — エマは隣に住んでいて、引っ越しを手伝おうかと言ってくれました。
- My laptop, which I bought last year, already needs repairs. — 私のノートパソコンは去年買ったものですが、もう修理が必要です。
- Daniel, whose daughter goes to the same school as my son, invited us over for dinner. — ダニエルの娘は息子と同じ学校に通っています。そのダニエルが私たちを夕食に招いてくれました。
- Our flight was canceled, which meant we had to stay another night. — 乗る予定の便が欠航になり、そのためもう一泊しなければなりませんでした。
よくある間違い
❌ Our flight was canceled, that meant we had to stay another night.
✅ Our flight was canceled, which meant we had to stay another night.
前の文全体を受けて補足する関係詞は which です。that をこの位置の関係詞として使うことはできません。
覚えておこう
補足の関係詞節はコンマで区切り、関係詞を省略しません。文全体を受けるときは which を使います。