数量表現:some・any・much・many と each・every・both など
要点
数量表現は、物の数や量、どの範囲を指すかを示します。日本語の「たくさん」に当たる表現でも、英語では名詞に合わせて many と much を使い分けます。some と any は不特定の数や量を、each・every・both は対象の範囲を表します。
形
some / any / a lot of + 複数の可算名詞・不可算名詞;many / (a) few / both + 複数の可算名詞;much / (a) little + 不可算名詞;each / every + 単数の可算名詞
使い方
- some は主に肯定文で「いくつかの・いくらかの」を表します。勧めたりお願いしたりする疑問文でも使います。any は主に疑問文や否定文で使い、not … any は「一つも・少しもない」を表します。
- many は数、much は量が多いことを表し、特に疑問文や否定文でよく使います。肯定文では a lot of が自然で、数にも量にも使えます。
- a few は「少しの数」、a little は「少しの量」です。a のない few・little は「ほとんどない」という不足を強調します。
- each は一つ一つに、every は全体のすべてに注目します。どちらも後ろの名詞は単数形で、主語として使うと動詞も単数扱いです。
- both は二つのうち「両方」を表します。both + 複数名詞を主語にすると、動詞も複数扱いです。
- all は「すべて」を表し、複数名詞にも不可算名詞にも使えます。特定の対象には all the students や both the books のように the を添えられます。
例文
- Could I have some water, please? — お水を少しいただけますか。
- Do you have any questions? — 何か質問はありますか。
- We don’t have much time, but we have many things to do. — 時間はあまりありませんが、やることはたくさんあります。
- Each room has two beds, and both beds are comfortable. — どの部屋にもベッドが二つあり、どちらも寝心地がいいです。
よくある間違い
❌ I don’t have many money.
✅ I don’t have much money.
日本語ではどちらも「たくさん」と言えますが、money は不可算名詞なので many ではなく much を使います。
覚えておこう
each・every の後ろは単数形、both の後ろは複数形です。a lot of は数にも量にも使えます。