間接目的語代名詞:le・les などと目的語の重複
要点
間接目的語代名詞は、物を渡したり、話を伝えたりする相手を表します。日本語の「〜に」に当たることが多いですが、「に」があれば必ず使うわけではありません。le は相手が1人、les は複数のときに使い、相手の性別では変わりません。スペイン語では、相手を a Ana などで示していても、代名詞を一緒に使うことがあります。これは同じ相手を二重に示す表現です。
形
相手:yo → me、tú → te、él/ella/usted → le、nosotros/nosotras → nos、vosotros/vosotras → os、ellos/ellas/ustedes → les。基本形:代名詞+活用した動詞(+ a+相手)。
使い方
- 渡す物や伝える内容ではなく、その受け手を示します。たとえば Le doy un libro. の le は、本を受け取る人です。
- le・les だけでは誰を指すか曖昧な場合、a Ana、a mis padres などを添えて相手を明確にできます。動詞の後の名詞では、代名詞の重複は一般的ですが、常に必須ではありません。
- a mí、a ti などの人称代名詞で相手を明示するときは、me、te なども必要です。A mí me dan un recibo. のように使います。
- 相手を表す名詞を動詞より前に置くときも、通常は重複させます。A Ana le doy un libro. では、アナへの行為を話題にしています。
例文
- Le doy un libro a Ana. — アナに本を1冊あげます。
- Les escribo un correo a mis padres. — 両親にメールを書きます。
- Os preparo la cena. — 君たちに夕食を作ります。
- A mí me dan un recibo. — 私には領収書をくれます。
よくある間違い
❌ A mí dan un recibo.
✅ A mí me dan un recibo.
日本語では「私に」だけで相手を示せますが、スペイン語では a mí を間接目的語として使うとき、me も必要です。
覚えておこう
le・les は受け手の人数に合わせます。a+相手があっても、代名詞が必要な場合があります。