人を表す直接目的語に付ける a
要点
スペイン語では、動作の対象となる特定の人を表す直接目的語の前に、通常 a を付けます。これを a personal といいます。日本語では人にも物にも「を」を使えますが、スペイン語では人か物かによって a の有無が変わります。この a は、移動先を表す「へ」ではありません。
形
動詞 + a + 特定の人を表す直接目的語。a + el は al になります。a la、a los、a las はそのままです。
使い方
- 人名や、誰のことか特定できる人を目的語にするときに使います。例えば、ver a María や visitar a mis padres です。
- 物を表す直接目的語には、通常この a を付けません。ver un coche では a は不要です。
- 特定の人ではなく、条件に合う人を探している場合などは、a を付けないことがあります。Busco un profesor de español. は「スペイン語の先生を探しています」という意味です。
- tener で家族がいることなどを述べるときは、通常 a を付けません。Tengo dos hermanos. は「兄弟が二人います」という意味です。
例文
- Veo a María desde la ventana. — 窓からマリアが見えます。
- Veo un coche desde la ventana. — 窓から車が一台見えます。
- Los domingos visito a mis padres. — 日曜日は両親に会いに行きます。
- Conozco al vecino del quinto. — 五階に住んでいる人を知っています。
よくある間違い
❌ Veo María desde la ventana.
✅ Veo a María desde la ventana.
日本語では人と物で目的語の助詞を変えないため、a を落としがちです。María は特定の人を表す直接目的語なので、前に a が必要です。
覚えておこう
特定の人が動作の対象なら、まず a が必要か確認しましょう。ただし、人を表す名詞なら必ず付くわけではありません。