動詞を使う構文

受動態:être+過去分詞と on による言い換え

B1重要フランス語

要点

受動態は、行為をする人よりも、行為を受ける人や物に注目するときに使います。能動態の直接目的語を主語にして、être+過去分詞で表します。日常会話では、行為をする人を特定しない場合、on を主語にした能動態もよく使います。

形

受動態:主語+時制に合わせた être+過去分詞(主語の性・数に一致)+必要なら par+行為者。例:est livré/a été livré/sera livré。on による言い換え:on+能動態の動詞(三人称単数)+直接目的語。

使い方

  • 行為を受ける側を話題の中心にしたいときに使います。行為者が不明な場合や重要でない場合は、行為者を省けます。
  • 行為者を示すときは、通常 par を使います。例:Le repas est préparé par mon frère.(食事は兄が作ります。)
  • 時制は être で表します。複合過去では a été/ont été+過去分詞になります。
  • on に言い換えると、受動態の主語は直接目的語になります。特定の行為者を示さない表現なので、誰がしたかを伝えたい場合には同じ意味になりません。

例文

  • Le courrier est distribué chaque matin. — 郵便は毎朝配達されます。
  • Le colis sera livré demain. — 荷物は明日配達されます。
  • La réservation a été annulée. — 予約がキャンセルされました。
  • On a annulé la réservation. — 予約がキャンセルされました。

よくある間違い

❌ Le colis a livré hier.

✅ Le colis a été livré hier.

「荷物が配達された」と言うには、受動態の être が必要です。複合過去では être が a été になるので、a été livré とします。a livré だけでは受動態になりません。

覚えておこう

受動態では行為を受ける側が主語です。on による言い換えは能動態ですが、日本語では同じように「〜された」と訳せる場合があります。