並列接続詞:und・aber・oder・denn・sondern
要点
und・aber・oder・denn・sondern は、対等な内容をつなぐ並列接続詞です。文と文をつないでも、接続詞の後は主文の語順を保ちます。活用した動詞を文末に移す必要はありません。und・aber・oder・sondern は、単語や句もつなげます。日本語では「そして」「でも」「それとも」などに訳しますが、ドイツ語では接続詞の意味に加えて、その後の語順にも注意します。
形
主文 + 接続詞 + 主文。接続詞は後ろの文の第1要素として数えず、活用した動詞は第2位置に置きます。基本形は「主語 + 動詞 … + 接続詞 + 主語 + 動詞 …」です。aber・denn・sondern の前にはコンマを置きます。und・oder でつなぐだけなら、通常コンマは不要です。
使い方
- und は「〜と」「そして」の意味で、情報を追加します。
- aber は「でも」「しかし」の意味で、対比する内容を加えます。
- oder は「または」「それとも」の意味で、選択肢を示します。
- denn は前の文の理由を説明します。後ろには主文が続き、主文の語順を保ちます。
- sondern は、先に否定した内容を「そうではなく、こちらです」と訂正します。単なる対比には aber を使います。
例文
- Ich trinke Tee und Wasser, aber keinen Kaffee. — お茶と水は飲みますが、コーヒーは飲みません。
- Möchtest du Tee oder Kaffee? — お茶とコーヒー、どちらがいいですか。
- Ich bleibe zu Hause, denn ich bin krank. — 体調が悪いので、家にいます。
- Das ist kein Kaffee, sondern Tee. — これはコーヒーではなく、お茶です。
よくある間違い
❌ Ich bleibe zu Hause, denn bin ich krank.
✅ Ich bleibe zu Hause, denn ich bin krank.
denn を後ろの文の第1要素として数え、動詞をすぐ後ろに置くのは誤りです。denn の後は主文の語順なので、ここでは主語 ich の後に動詞 bin を置きます。
覚えておこう
この5つの接続詞の後も、主文は主文の語順です。sondern は否定した内容の訂正に使います。